仮契・化契(読み)けちぎり

精選版 日本国語大辞典 「仮契・化契」の意味・読み・例文・類語

け‐ちぎり【仮契・化契】

〘名〙 下級遊女である端女郎(はしじょろう)をいう。局女郎(つぼねじょろう)。あそびとり。けちぎりおんな。けちとり。けち。
※俳諧・天満千句(1676)六「谷のながれをたつる仮契(ケチキリ)利方〉 岩かねの五分三分うき思ひ〈武仙〉」

け‐ち【仮契・化契】

〘名〙 「けちぎり(仮契)」の略。〔評判記色道大鏡(1678)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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