代言(読み)だいげん

精選版 日本国語大辞典 「代言」の意味・読み・例文・類語

だい‐げん【代言】

〘名〙
① (━する) 本人に代わって弁論すること。法廷などで依頼人に代わって、その言い分を述べること。〔改正増補和訳英辞書(1869)〕
※明六雑誌‐二九号(1875)網羅議院の説〈西周〉「蓋し令参を以て議員とし民意を代言せしむるは君民一身にて代理するの嫌ひありと雖ども」
※歌舞伎・水天宮利生深川(筆売幸兵衛)(1885)序幕免許は受けぬが君の代言(ダイゲン)、法律上で押して参っても揚代を払ふには及びませぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「代言」の意味・読み・例文・類語

だい‐げん【代言】

[名](スル)
本人に代わり言い分を述べること。「原告主張代言する」
代言人」の略。「三百代言

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android