精選版 日本国語大辞典 「代用」の意味・読み・例文・類語
だい‐よう【代用】
〘名〙
① ある事物の代わりに他の事物を使って間に合わせること。
※遠西医方名物考(1822)六「其気味性功略(ほぼ)相似たるを以て代用するなるべし」
※草枕(1906)〈夏目漱石〉「支那では之を座敷に用ゐたものか疑はしいが、かうやって布団に代用して見ると頗る面白い」
② 「だいようきょういん(代用教員)」の略。
※雲は天才である(1906)〈石川啄木〉二「代用のクセに何だと思ってるだらう」
③ 「だいようしょうけん(代用証券)」の略。〔現代語大辞典(1932)〕
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