精選版 日本国語大辞典 「代役」の意味・読み・例文・類語
だい‐やく【代役】
〘名〙
① 朝廷や幕府諸藩において正規の役人(本官)の職務を代行する準役人。
② 映画、演劇、放送などで、予定の演者が出演できなくなったときに、かわって演ずること。また、その人。
※閑散無双(1934)〈徳川夢声〉両手のある丹下左膳「司郎君の代役を仰せつかったのは、林葉三君である」
③ 一般に、ある人の代わりをつとめること。また、その役。
※自由と規律(1949)〈池田潔〉その生活「ハウスマスター〈略〉寮生活の中心にあり、時として家庭を離れている四十人の少年達の、父母の代役も務めなければならない」
かわり‐やく かはり‥【代役】
〘名〙 ある人の役目を、他の人がつとめること。また、その人。だいやく。
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