仙骨神経刺激装置(読み)せんこつしんけいしげきそうち

日本大百科全書(ニッポニカ) 「仙骨神経刺激装置」の意味・わかりやすい解説

仙骨神経刺激装置
せんこつしんけいしげきそうち

便失禁症状を改善するため、仙骨神経を電気的に刺激して排便を調節する小型の機器。これを用いた治療を仙骨神経刺激療法SNS:sacral nerve stimulation)という。この療法では効果がない患者もいるため、施術前に試験的に電気刺激を送り、効果を確認した後に機器を臀部(でんぶ)に埋め込む。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android