他心通(読み)たしんつう

精選版 日本国語大辞典 「他心通」の意味・読み・例文・類語

たしん‐つう【他心通】

〘名〙 仏語五神通(ごじんずう)、または六神通一つ他人の心の動きをすべて見通す働き。
※正治二度百首(1200)釈教「釈教 五神通〈略〉他心通 みな人の心々そしられける雪ふみわけてとふもとはぬも〈藤原雅経〉」
破吉利支丹(1662)「他心通と云は、他人の心中を明かに知る通也」 〔大蔵法数三四

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「他心通」の意味・わかりやすい解説

他心通
たしんつう

六神通」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android