仁者に敵なし(読み)じんしゃにてきなし

精選版 日本国語大辞典 「仁者に敵なし」の意味・読み・例文・類語

じんしゃ【仁者】 に 敵(てき)なし

仁者愛情をもって人と接するので、これを憎む人がいない。また、仁政を施す為政者には、民衆が心から従って敵対する者がいない。
洒落本・無頼通説法(1779)「仁者(ジンシャ)に敵(テキ)なしと申て、仁は人也」 〔孟子‐梁恵王〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android