人食い(読み)ヒトクイ

デジタル大辞泉 「人食い」の意味・読み・例文・類語

ひと‐くい〔‐くひ〕【人食い/人×喰い】

人間が人間の肉を食うこと。また、その風習食人カニバリズム
動物が人間に食いつくこと。人間を襲ってえじきとすること。また、その動物。「―ざめ
「身どもが―の犬をもったが、やらずすごさず人をくふ」〈虎明狂・犬山伏
[補説]書名別項。→人喰い

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改訂新版 世界大百科事典 「人食い」の意味・わかりやすい解説

人食い (ひとくい)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の人食いの言及

【カニバリズム】より

…飢饉などの極限状態において,あるいは特殊な反社会的,病的な行為として,あるいはまた愛の極限において,人間が人間を食うことがあるということは広く知られている。しかし狭義には,カニバリズム(人肉嗜(し)食,食人習俗)という語は,食人が正常かつ合法的な行為として社会的に認められていたり,一定の状況または条件のもとで食人が義務もしくは権利として規定されたりしている場合,つまり,社会的に容認された慣習としての食人を指すのに用いられる。…

※「人食い」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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