人造宝石(読み)ジンゾウホウセキ

デジタル大辞泉 「人造宝石」の意味・読み・例文・類語

じんぞう‐ほうせき〔ジンザウ‐〕【人造宝石】

人工的につくった宝石。ガラスに着色するなどして見た目を似せたものと、天然の宝石と同じ物質を用い、結晶を成長させたり高圧をかけたりしてつくるものとがある。ダイヤモンドコランダムなどは後者方法で製造することができる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「人造宝石」の解説

人造宝石
ジンゾウホウセキ
artificial jewel

合成宝石などの人工的に造られた宝石.YAG(イットリウムアルミニウムガーネット),SrTiO3(チタン酸ストロンチウム単結晶)など天然には存在しないもの,コランダム系,スピネル系,ルチル系などの合成宝石をいう.広義には,人工着色,染色,張合せなどの加工品も含む.一般に,合成にはベルヌーイ法が用いられる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「人造宝石」の意味・わかりやすい解説

人造宝石
じんぞうほうせき

宝石

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「人造宝石」の意味・わかりやすい解説

人造宝石
じんぞうほうせき

合成宝石」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android