人は死して名を留む(読み)ひとはししてなをとどむ

精選版 日本国語大辞典 「人は死して名を留む」の意味・読み・例文・類語

ひと【人】 は 死(し)して名(な)を=留(とど)む[=残(のこ)す]

人は死後に名誉や功績を残し伝えるべきである。虎は死して皮を残す。
※足利本論語抄(16C)衛霊公第十五「君子は身没して後までも名誉を称せられぬことを憂ぞ人は名を止(トト)也 虎は皮止(とどむ)」 〔埤雅‐釈豹〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「人は死して名を留む」の意味・読み・例文・類語

ひとしてとど

人は死後にもその偉業によって名を後世に残す。虎は死して皮を残す。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android