京極[町](読み)きょうごく

百科事典マイペディア 「京極[町]」の意味・わかりやすい解説

京極[町]【きょうごく】

北海道虻田(あぶた)郡の町。倶知安(くっちゃん)町の東方羊蹄(ようてい)山東麓にあり大半が山地農業畑作が中心で,良質のジャガイモ多産。噴き出し公園がある。231.49km2。3811人(2010)。

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世界大百科事典 第2版 「京極[町]」の意味・わかりやすい解説

きょうごく【京極[町]】

北海道南西部,後志(しりべし)支庁虻田郡の町。人口3489(1995)。羊蹄山の北東麓に位置し,東は無意根山などの山嶺線で札幌市と接する。寒冷多雪地として知られるが,1897年旧讃岐丸亀藩主京極高徳が800haの土地の貸付けを受けて小作農場を開いたのが開拓の始めである。1938年京極農場は小作人に開放され,40年京極家への謝意を込めて東俱知安村の名を京極村と改めた。農業の中心は,種子用,食用を主とするジャガイモで,品質には定評がある。

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