井上 白文地(読み)イノウエ ハクブンジ

20世紀日本人名事典 「井上 白文地」の解説

井上 白文地
イノウエ ハクブンジ

昭和期の俳人



生年
明治37(1904)年2月24日

没年
昭和21(1946)年5月

出生地
福井県敦賀市

本名
井上 隆証

学歴〔年〕
京都帝大哲学科卒

経歴
鈴鹿野風呂の指導で俳句をはじめ、「京鹿子」「ホトトギス」で注目され、ついで「京大俳句」を創刊し、新興俳句運動をする。昭和15年京大俳句事件で検挙され、以後は沈黙した。20年応召し、満州戦病死と推定されている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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