精選版 日本国語大辞典 「五」の意味・読み・例文・類語
いつ【五】
〘名〙
② 物の数を、声に出して順に唱えながら数えるときの五。いい。
※年中行事秘抄(12C末)鎮魂祭歌「一(ひと)二(ふた)三(み)四(よ)イツ六(むゆ)七(なな)八(や)九(ここの)十(たりや)」
ウー【五】
い【五】
※書紀(720)景行一二年一〇月(寛文版訓)「是の五(イ)人(とり)は並びに其の人と為り強力(ちからつよ)くして」
いい【五】
〘名〙 (「い(五)」を延ばして発音した語) 物の数を、声に出して順に唱えながら数えるときの五。
ごん【五】
〘名〙 五合(ごんごう)を略したもので、酒についていう。
※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)三「角大(炭の銘)を抱て、劔菱(酒の銘)五(ゴン)(五合の事)といふ正月だ」
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