五霞村(読み)ごかむら

日本歴史地名大系 「五霞村」の解説

五霞村
ごかむら

面積:二三・三二平方キロ

県および郡の西南端利根川南岸に位置。かつては赤堀あかぼり(現在の利根川)さかさ川・権現堂ごんげんどう川に囲まれた川中島であったが、権現堂川の縮小などによって、現在は村の北端を利根川、東端江戸川、南端をなか川が流れ、西は旧権現堂川の廃川堀と水田。内部に数多くあった小沼と湿地帯は近代の耕地整理によって水田となった。北は境町総和町古河こが市、東は境町・千葉県、南・西は埼玉県。

明治二二年(一八八九)四月一日の町村制施行により西葛飾にしかつしか川妻かわつま村・小手指こてさし村・大福田おおふくだ村・新幸谷しんこうや村・小福田村・元栗橋もとくりはし村・山王山さんのうさん村・山王村・冬木ふゆき村・江川えがわ村・幸主こうしゆ村の一一ヵ村が合併して五霞村となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報