五種香売(読み)ごしゅこううり

精選版 日本国語大辞典 「五種香売」の意味・読み・例文・類語

ごしゅこう‐うり ゴシュカウ‥【五種香売】

〘名〙
五種香行商人。香を入れた箱を首から胸にかけて売り歩いた。
談義本・教訓雑長持(1752)四「茶といへば、五種香売(シュカウウリ)手前から、挽茶で候と、やくたいもない物を呑せ」
※雑俳・柳多留‐四〇(1807)「安礼者五種香売を供につれ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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