五百結集(読み)ごひゃくけつじゅう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「五百結集」の意味・わかりやすい解説

五百結集
ごひゃくけつじゅう

釈尊入滅後まもなく行われた第1回目の仏典編集会議 (仏典結集 ) をいう。 500人の弟子たちがラージャグリハ郊外の七葉窟に集ってこの会議を開いたため五百結集と呼ぶ。マハーカーシャパ (摩訶迦葉) が会議を招集し,ウパーリ (優波離) が律の部門アーナンダ (阿難) が経の部門を担当したと伝えられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android