五家髄脳(読み)ごかのずいのう

精選版 日本国語大辞典 「五家髄脳」の意味・読み・例文・類語

ごか‐の‐ずいのう ‥ズイナウ【五家髄脳】

(「髄脳」は、和歌精髄の意で歌学書のこと) 中古に著わされた五種の歌学書。藤原公任の「新撰髄脳」、能因著作とされる「能因歌枕」、源俊頼の「無名抄」(俊頼髄脳)、藤原仲実の「綺語抄」、藤原清輔の「奥義抄」のこと。〔八雲御抄(1242頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android