デジタル大辞泉
「二面」の意味・読み・例文・類語
ふた‐おもて【二面/▽両面】
1 表と裏の二つの面。うらおもて。
「時雨ふる児手柏の―とてもかくても濡るる袖かな」〈新千載・雑上〉
2 表裏のある心。ふたごころ。
「それは―にて、心ねぢけたる人にたとへし忌み言なり」〈読・春雨・血かたびら〉
ふた‐おも【二面/▽両面】
「ふたおもて」に同じ。
「奈良山の児手柏の―にかにもかくにも佞人が伴」〈万・三八三六〉
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に‐めん【二面】
〘名〙
① 二つの面。また、物などの二つの側。
※
西大寺資財流記帳‐宝亀一一年(780)一二月二五日「呉公二面
一面、桐、白、在赤紫綾山形、押金銅裁物鳳鸚並雲形緑」
※
無名抄(1211頃)「このころの人の歌ざま、二面に分れたり」
③ 二番目の面。特に
新聞紙の第二面。一般に、国内の
政治、
経済が扱われている。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報
二面
(通称)
ふたおもて
歌舞伎・浄瑠璃の外題。- 元の外題
- 二面在姿絵
- 初演
- 文化13.9(江戸・河原崎座)
出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報
二面(ふたも)
岡山県、株式会社板野酒造本店の製造する日本酒。大吟醸酒、純米吟醸酒などのほか、古酒や生酒がある。
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