二見 貴知雄(読み)フタミ キチオ

20世紀日本人名事典 「二見 貴知雄」の解説

二見 貴知雄
フタミ キチオ

昭和期の銀行家 元・東京銀行頭取;元・日本銀行副総裁。



生年
明治30(1897)年2月

没年
昭和32(1957)年3月23日

出生地
京都

学歴〔年〕
東京帝国大学法律学科〔大正10年〕卒

経歴
大正10年日本銀行に入り、ロンドン代理店監督役付、京都、神戸、名古屋各支店長を経て、昭和19年考査局長、20年統制局長、23年理事、24年副総裁。29年退任後、同年8月東京銀行頭取。14年に国際決済銀行理事、戦後対フィリピン賠償会議全権委員を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android