二心(読み)ジシン

デジタル大辞泉 「二心」の意味・読み・例文・類語

じ‐しん【二心/弐心】

にしん(二心)」に同じ。
「我忠を尽し国に報じ、死して―なきを明にし」〈東海散士佳人之奇遇

に‐しん【二心/弐心】

二つの心をもつ意から》
そむこうとする心。ふたごころ。じしん。「主君に―を抱く」
疑いの心。疑心
[類語]節操忠節

ふた‐ごころ【二心/弐心】

味方や主君にそむく心。裏切りの心。にしん。「―をいだく」
ふたりの人に同時に思いを寄せること。浮気心。
「―おはしますはつらけれど」〈宿木

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「二心」の読み・字形・画数・意味

【二心】にしん

二意

字通「二」の項目を見る

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