二句神歌(読み)ニクカミウタ

デジタル大辞泉 「二句神歌」の意味・読み・例文・類語

にく‐かみうた【二句神歌】

上の句下の句の2句からなる短歌体の神歌。平安末期から鎌倉時代にかけて行われた。にくのかみうた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「二句神歌」の意味・読み・例文・類語

にく‐の‐かみうた【二句神歌】

連語〙 平安末期から鎌倉時代にかけてうたわれた神歌の一種四句の神歌に対して上の句・下の句の二句から成る歌謡。「梁塵秘抄」に集成されている。
※梁塵秘抄(1179頃)二「二句神歌 百十八首」

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