二十五条(読み)にじゅうごじょう

精選版 日本国語大辞典 「二十五条」の意味・読み・例文・類語

にじゅうご‐じょう ニジフデウ【二十五条】

俳諧作法書。一冊。享保二一年(一七三六)刊。「はいかいの道とする事・はいかい二字の事・虚実の事・変化の事・発句に切字有事・附句案じやうの事」など俳諧の作法に関して二五箇条にわたって述べたもの。奥書に芭蕉がみずから俳諧の新式二五箇条を書いて去来に与えるとあるが、支考の偽作と見られている。美濃派の間で尊重された。芭蕉翁二十五箇条。二十五箇条。俳諧新式白馬経貞享式

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