二クロム酸イオン(読み)にくろむさんいおん

世界大百科事典(旧版)内の二クロム酸イオンの言及

【クロム酸】より

…転じてCrO3そのものをクロム酸ということもあるが,誤称である。酸化クロム(VI)水溶液がきわめて濃度の低いときは,クロム酸塩水溶液に似た黄赤色で, CrO3+H2O⇄2H+CrO42-に近い状態であると考えられるが,濃度が高くなるにつれて赤色となり,HCrO4,二クロム酸イオンCr2O72-などが含まれてくるようになり,さらに高濃度になって赤黒色となると,三クロム酸イオン[Cr3O10]2-,四クロム酸イオン[Cr4O13]2-などのポリクロム酸イオンが含まれてくる。【中原 勝儼】。…

※「二クロム酸イオン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android