事功(読み)じこう

精選版 日本国語大辞典 「事功」の意味・読み・例文・類語

じ‐こう【事功】

〘名〙 事業などに成功すること。事に尽くしてたてたてがら。また、その仕事事柄
※学談雑録(1716頃)「一学者が出て堯舜御代にしやうと思ふても、何の事功もなし」
一年有半(1901)〈中江兆民〉附録「事功を挙げんとせば、費目随って増加し来るを免れず」 〔周礼夏官司勲

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普及版 字通 「事功」の読み・字形・画数・意味

【事功】じこう

功績。清・黄宗羲明儒学案凡例〕嘗(かつ)て謂(おも)へらく、事功は、皆代にばざるも、獨り理學に於ては、代のばざるなり。牛毛絲(けんし)も、辨晰(べんせき)せざる無し。

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