予感(読み)よかん

精選版 日本国語大辞典 「予感」の意味・読み・例文・類語

よ‐かん【予感】

〘名〙 事が起こることをなんとなく感じとること。また、その感じ。虫のしらせ。
明暗(1916)〈夏目漱石〉一一三「二人には同じ予感(ヨカン)が働いた」

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デジタル大辞泉 「予感」の意味・読み・例文・類語

よ‐かん【予感】

[名](スル)何か事が起こりそうだと前もって感じること。また、その感じ。「いやな予感がする」「運命的な出会いを予感する」
[類語]直感第六感虫の知らせ感ずる思うさと感じ取る実感感得感受感知直覚ぴんと来る目聡い鋭敏機敏俊敏明敏賢い鋭いさと賢しい過敏敏感炯眼けいがん利口利発聡明怜悧れいり慧敏穎悟えいご英明賢明犀利さいりシャープ耳聡い耳が早い早耳地獄耳目が早い先見の明予覚飛耳長目気が利く嗅ぐ嗅ぎ付ける嗅ぎ出す嗅ぎ当てる嗅ぎ取る嗅ぎ分ける虫が知らせるひらめき察知インスピレーションぴんと鼻が利く気が付く

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デジタル大辞泉プラス 「予感」の解説

予感〔映画〕

2007年のイラン・日本合作映画。監督:モスタファ・R・キャリミ。テヘランに暮らす中産階級夫婦に訪れる愛情危機を描いた人間ドラマ。NHKアジア・フィルムフェスティバルによる国際共同制作作品。

予感〔小説〕

釉木淑乃の小説。1991年発表。同年、第15回すばる文学賞受賞。

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