朝日日本歴史人物事典 「亀高徳平」の解説
亀高徳平
生年:明治5.1(1872)
明治大正期の物理化学者。岡山県生まれ。明治30(1897)年東京帝大理科大学(理学部)化学科卒業。32年東京高等師範学校教授。40年から4年間,スイスのウィルシュテッター,ドイツのフィッシャー,イギリスのパーキンなどのもとで有機化学の研究を行う。科学的知識の普及に関心があり,大正8(1919)年科学知識普及会を設立,雑誌『科学知識』を刊行。
(村上陽一郎)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報