乾麺(読み)かんめん

精選版 日本国語大辞典 「乾麺」の意味・読み・例文・類語

かん‐めん【乾麺】

〘名〙 干した麺類。干してかたくしたうどんそうめんなど。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「乾麺」の意味・読み・例文・類語

かん‐めん【乾麺】

干した麺類。うどん・ひやむぎ・そうめんなどを干したもの。ゆでて用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「乾麺」の意味・わかりやすい解説

乾麺
かんめん

小麦粉の中力粉を材料として、これに適量の水を加えてよくこね、線状にして乾燥させたもの。乾麺は太さ、形態により名称が異なる。ごく細いのをそうめん、やや太いのが冷や麦、さらに太いのをうどんといっているが、かならずしもこの区分に入らないものもある。たとえば、日光そうめんはうどんとほとんど同じ太さであるし、名古屋名物きしめんも乾麺の一種である。乾麺をゆでるには、沸騰した湯5カップに対して塩大さじ1杯の割合で加え、その中に麺を入れ、ふたたび沸騰したときに差し水少々を注ぎ、この操作を3回繰り返す。

多田鉄之助

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android