乳脹(読み)ちぶくら

精選版 日本国語大辞典 「乳脹」の意味・読み・例文・類語

ち‐ぶくら【乳脹】

〘名〙
評判記色道大鏡(1678)七「ふんだみ、乳(チ)ぶくらの裏にみつかりがねの紋あり」
※浄瑠璃・義経千本桜(1747)一「鼓の裏皮表皮、同じ育の乳(チ)ぶくらにかけ合されしは是兄弟」

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デジタル大辞泉 「乳脹」の意味・読み・例文・類語

ち‐ぶくら【乳×脹】

三味線しゃみせんさおの上端、糸倉いとぐらの下で、左右に丸くふくれた所。ちぶくろ。
鼓の両端の、ふくらんだ所。ちぶくろ。

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