乱雲(読み)ランウン

デジタル大辞泉 「乱雲」の意味・読み・例文・類語

らん‐うん【乱雲】

乱れ飛ぶ雲。
乱層雲旧称
[類語]雨雲雪雲曇り雲霧雲雷雲夕立雲夏雲

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「乱雲」の意味・読み・例文・類語

らん‐うん【乱雲】

〘名〙
① 乱れ飛ぶ雲。
日葡辞書(1603‐04)「Ranvn(ランウン) ソラニ タダヨウ」 〔杜甫‐対雪〕
② 乱層雲(らんそううん)の旧称。
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一「霹靂数声、〈略〉乱雲は峰巒を噛む」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「乱雲」の読み・字形・画数・意味

【乱雲】らんうん

みだれ飛ぶ雲。宋・黄公望王摩詰の春渓捕魚の図に題す〕詩 歸り來(きた)つて一笛(いつてき)す、杏の風 亂雲飛び散つて、長天碧(あを)し

字通「乱」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android