乱れる(読み)ミダレル

デジタル大辞泉 「乱れる」の意味・読み・例文・類語

みだ・れる【乱れる/×紊れる】

[動ラ下一][文]みだ・る[ラ下二]
まとまりがなくなる。ばらばらになる。「髪が―・れる」「風に―・れて木の葉が舞う」
本来なら整っているはずのものが崩れる。順序などがめちゃめちゃになる。「列が―・れる」「呼吸が―・れる」「ダイヤが―・れる」
規律けじめなどがなくなる。だらしなくなる。「風紀が―・れる」「生活が―・れる」
心が平静でなくなる。思いまどう。「気持ちが―・れる」
騒乱が起きたりして、平和でなくなる。「国が―・れる」「世が―・れる」
[類語](1)(2崩れるかき乱す乱す崩す狂う破綻/(4動揺波立つぐらつくたゆたう動ずる浮き足立つ揺さぶる揺るがすぐらぐら悩乱惑乱

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デジタル大辞泉プラス 「乱れる」の解説

乱れる

①1964年公開の日本映画。監督:成瀬巳喜男脚本:松山善三、撮影:安本淳。出演:三益愛子高峰秀子加山雄三草笛光子、白川由美、坂部紀子、柳谷寛ほか。
②東海テレビ制作、フジテレビ系列放映による日本の昼帯ドラマ。1965年11月~1966年1月放映(全65回)。①のテレビドラマ化。出演:南田洋子、中山仁、吉川満子ほか。
③TBS系列放映による日本の昼帯ドラマ。花王愛の劇場。①の2度目のテレビドラマ化作品。1977年3~5月放映(全45回)。出演:武原英子、速水亮、横内正ほか。

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