九十九(読み)つくも

精選版 日本国語大辞典 「九十九」の意味・読み・例文・類語

つくも【九十九】

〘名〙 「つくもがみ(九十九髪)」の略。
幸若大織冠(室町末‐近世初)「かみはやしほに引きみだす、つくものごとくなるみにて」

くじゅう‐く クジフ‥【九十九】

〘名〙 百より一つ少ない数。数の多いこと、または、大部分の意を表わすのに用いられることもある。
※観智院本三宝絵(984)上「九十九の王をも又汝に免してむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「九十九」の意味・読み・例文・類語

つくも【九九】

九十九髪つくもがみ」の略。
植物フトイ古名。〈和名抄

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