九九式双発軽爆撃機(読み)きゅうきゅうしきそうはつけいばくげきき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「九九式双発軽爆撃機」の意味・わかりやすい解説

九九式双発軽爆撃機
きゅうきゅうしきそうはつけいばくげきき

日本陸軍の代表的な爆撃機川崎航空機が開発し 1940年に完成,日中戦争末期から太平洋戦争を通じて主力軽爆撃機として使われた。近距離の反復攻撃に機動性発揮,急降下爆撃も可能。エンジンは中島ハ25(1000馬力)2,乗員 4,全長 12.87m,全幅 17.47m,総重量 6050kg,最大速度時速 480km,航続距離 1990km。武装は 7.7mm機関銃 4,爆弾搭載量 300~500kg。1977機が生産された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android