乗馴(読み)のりなれる

精選版 日本国語大辞典 「乗馴」の意味・読み・例文・類語

のり‐な・れる【乗馴】

〘自ラ下一〙 のりな・る 〘自ラ下二〙 馬や乗物などに乗ることになれる。乗りつける。
三四郎(1908)〈夏目漱石〉三「電車には近頃漸く乗馴(ノリナ)れた」

のり‐なら・す【乗馴】

〘他サ五(四)〙 馬などを乗ってなれさせる。数多く乗って自分の乗物として乗りやすいようにする。乗りつける。
※枕(10C終)二〇三「すこしのりならしたる車のいとつややかなるに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android