乗気(読み)ノリキ

デジタル大辞泉 「乗気」の意味・読み・例文・類語

のり‐き【乗(り)気】

[名・形動]進んでやってみようという気になること。また、そのさま。気乗り。「縁談乗り気になる」「先方から乗り気な返事がある」
[類語]意気込み気勢熱意熱気気負い気合い気迫迫力気乗り進取奮って積極的自発的能動的意識的主体的意図的意欲的精力的自主的活動的好んで前向きわざわざわざと強いてたってことさら求めて進んで我勝ち我先我も我も喜んで喜ぶしゃかりきしゃにむにどしどしアクティブアグレッシブポジティブ自ら手ずから直直じきじき直接直接的じか身を以てダイレクト故意作為作為的未必の故意あえてえいやっと我劣らじとわざとらしいむにまれぬ及ばずながら献身的強気強引押して努めて曲げて断固断然思い切ってるか反るか思う様思う存分存分思いのまま力一杯精一杯率先果敢惜しみない意気込む本腰本腰を入れる入れ込むひたむき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「乗気」の意味・読み・例文・類語

のり‐き【乗気】

〘名〙 (形動) 興味がわいて、気が向いてくること。すすんでやってみようという気持になること。また、そのさま。きのり。
葉隠(1716頃)二「人の上を見給へ。頓(やが)て乗気さし、自慢・奢が付て、散々見苦く候」
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉二「さうほめてくれると僕も乗り気になる」

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