久米川(読み)くめがわ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「久米川」の意味・わかりやすい解説

久米川
くめがわ

東京都東村山市中北部の地区。鎌倉街道宿駅として発達、1333年(元弘3・正慶2)の小手指ヶ原合戦(こてさしがはらのかっせん)では新田義貞(にったよしさだ)軍が北条軍を破った古戦場として知られる。また、1352年(正平7・文和1)の武蔵野合戦では足利尊氏(あしかがたかうじ)がこの地に陣したという。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android