乃公出でずんば(読み)だいこういでずんば

精選版 日本国語大辞典 「乃公出でずんば」の意味・読み・例文・類語

だいこう【乃公】 出(い)でずんば

このおれが出てやらなければ、他の者には何ができるものかの意。
[補注]「世説新語‐排調」にみえる晉の謝安の故事中に「諸人毎相与言、安石不出、将如蒼生何」とあるのによると思われる。

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デジタル大辞泉 「乃公出でずんば」の意味・読み・例文・類語

乃公だいこうでずんば

他の者に何ができるのか、我が輩が出なければならないの意。自信を表す言葉。

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