乃公出でずんば(読み)だいこういでずんば

精選版 日本国語大辞典 「乃公出でずんば」の意味・読み・例文・類語

だいこう【乃公】 出(い)でずんば

このおれが出てやらなければ、他の者には何ができるものかの意。
[補注]「世説新語‐排調」にみえる晉の謝安の故事中に「諸人毎相与言、安石不出、将如蒼生何」とあるのによると思われる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「乃公出でずんば」の意味・読み・例文・類語

乃公だいこうでずんば

他の者に何ができるのか、我が輩が出なければならないの意。自信を表す言葉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android