主賓(読み)シュヒン

デジタル大辞泉 「主賓」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐ひん【主賓】

客の中で最も主だった人。正客しょうきゃく。「主賓として招かれる」「主賓挨拶
主人客人主客
[類語]賓客貴賓来賓国賓公賓社賓ゲスト

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「主賓」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐ひん【主賓】

〘名〙
① 主人と賓客。
※本朝無題詩(1162‐64頃)一・暮春長秋監亜相山庄尚歯詩〈藤原実光〉「主賓尚歯得相従、斯賞山亭風物濃」
史記抄(1477)四「凡主賓の礼は対面に位を設るものぞ」 〔劉詵‐贈胡履平偕克有之興国詩〕
② おもな客。来客中のもっともおもだった客。
江戸から東京へ(1924)〈矢田挿雲一一邸内の遊薗堂に芭蕉を主賓(シュヒン)とせる送別句会を開いた」 〔王禹偁‐射宮選士賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「主賓」の読み・字形・画数・意味

【主賓】しゆひん

主と客。〔抱朴子、辞義〕故には形異なるも鍾律同じく、黼黻(ほふつ)(礼服のぬい飾り)は物殊(こと)なるも五色均(ひと)し。徒(た)だ閑澁にり、蚩(けんし)(美醜)に驟(ほしう)(遅速の差、差異るのみ。

字通「主」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android