主将(読み)しゅしょう

精選版 日本国語大辞典 「主将」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐しょう ‥シャウ【主将】

〘名〙
全軍を指揮する総大将首将。〔文明本節用集(室町中)〕
小学読本(1874)〈榊原那珂稲垣〉四「脇屋義治を奉じて主将とし越前の国杣山の城に拠りて在りけるが」 〔呉志‐張紘伝〕
競技で、チームを統率する者。選手のかしら。キャプテン
※日本野球史(1929)〈国民新聞社運動部〉中野と海老蔵の曲毬「その時主将(シュシャウ)になった中野武二はそれについていろいろ考へた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「主将」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐しょう〔‐シヤウ〕【主将】

全軍を指揮する大将。首将。
競技で、チームを統率する人。キャプテン。
[類語](1大将将軍ちょうおさかしらトップ首領親方親分親玉棟梁頭目ボスドン闇将軍/(2キャプテンキャップ大将

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「主将」の読み・字形・画数・意味

【主将】しゆしよう(しやう)

総大将。首将。〔三国志、呉、張紘伝〕夫(そ)れ將は乃ち籌(ちうぼ)の自(よ)りて出づる三軍の命を(か)くるなり。

字通「主」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android