丸組(読み)まるくみ

精選版 日本国語大辞典 「丸組」の意味・読み・例文・類語

まる‐くみ【丸組】

〘名〙 糸を組んで丸くした紐か。
高野山文書‐文安六年(1449)自五月晦日至宝徳元年一一月晦日・天野社舞装束勘録状「百五拾文 まるくみ二尺五寸 弐貫百文 絹一疋」
芋粥(1916)〈芥川龍之介〉「水干は〈略〉丸組(マルグミ)の緒や菊綴の色が怪しくなってゐるだけだが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android