丸五点(読み)まるごてん

精選版 日本国語大辞典 「丸五点」の意味・読み・例文・類語

まる‐ごてん【丸五点】

〘名〙 俳諧の点譜の一つ宗匠が点をつけるとき、五点の代用としてつけた丸印。ただの五点よりも価値があった。輪(わ)五点。
※雑俳・柳多留‐一四三(1836)「雪の国田毎に月の丸五点」

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デジタル大辞泉 「丸五点」の意味・読み・例文・類語

まる‐ごてん【丸五点】

俳諧で、宗匠が点をつけるとき、五点の代わりにつけた丸じるし。ただの五点より格が上とされた。輪五点わごてん

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