中緯度高圧帯(読み)チュウイドコウアツタイ

デジタル大辞泉 「中緯度高圧帯」の意味・読み・例文・類語

ちゅういど‐こうあつたい〔チユウヰドカウアツタイ〕【中緯度高圧帯】

亜熱帯高圧帯

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「中緯度高圧帯」の意味・読み・例文・類語

ちゅういど‐こうあつたい チュウヰドカウアツタイ【中緯度高圧帯】

〘名〙 南北両半球の緯度三五度付近で地球帯状に取り巻いている高圧帯

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

百科事典マイペディア 「中緯度高圧帯」の意味・わかりやすい解説

中緯度高圧帯【ちゅういどこうあつたい】

北緯および南緯35°近くで地球をとりまく高気圧の分布帯。大気大循環において下降気流がある地帯に相当し,常に2〜3個の高気圧が存在する。この地域では天気がよく蒸発が盛んなため,大陸では乾燥地域が広がり,海洋では塩分の濃い海水域となる。
→関連項目亜熱帯亜熱帯高気圧

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「中緯度高圧帯」の意味・わかりやすい解説

中緯度高圧帯
ちゅういどこうあつたい

南北両半球で緯度35度付近にある高気圧が連なった領域をいう。海洋上にできる大規模な高気圧で、停滞する。夏には多少北へ動き、冬には南へ動く。

[大田正次]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中緯度高圧帯」の意味・わかりやすい解説

中緯度高圧帯
ちゅういどこうあつたい

亜熱帯高圧帯」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の中緯度高圧帯の言及

【風】より

…図11は地球上の平均風系の粗い模型である。赤道付近には赤道無風帯があり,それより高緯度側に偏東風のいわゆる貿易風帯があり,それより高緯度側に中緯度高圧帯があり,さらに高緯度側に偏西風帯がある。それより高緯度側に高緯度低圧帯があり,極のまわりは極東風帯となっている。…

※「中緯度高圧帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android