中等(読み)ちゅうとう

精選版 日本国語大辞典 「中等」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐とう【中等】

〘名〙
① 上等と下等の間。また、高等と初等中間。中ぐらいの程度
※薝蔔集(15C後)冬至「是謂天寒地寒人寒、不上等中等下等
民法(明治二九年)(1896)四〇一条「債務者は中等の品質を有する物を給付することを要す」 〔周礼秋官・司儀〕
② 特に乗り物や劇場などで、切符値段が上等の次に高いもの。
西洋道中膝栗毛(1874‐76)〈総生寛〉一四「乗り合ひの賃銭は上等中等を別にして」

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デジタル大辞泉 「中等」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐とう【中等】

上等と下等との間。また、高等と初等との間。中くらいの程度。「中等の品」

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