中村黒水(読み)なかむら こくすい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村黒水」の解説

中村黒水 なかむら-こくすい

1820-1884 幕末-明治時代の儒者
文政3年6月2日生まれ。中村中倧(ちゅうそう)の子。中村弥六の父。弘化(こうか)2年父の跡をついで信濃(しなの)(長野県)高遠(たかとお)藩につかえる。昌平黌(しょうへいこう)で林復斎にまなび塾頭となった。万延元年,創設された藩校進徳館の教授。維新後,松本開智学校をひらいた。明治17年4月30日死去。65歳。名は元起。字(あざな)は喜卿。通称忠蔵。著作に「経書考」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android