中村紀洋(読み)なかむら のりひろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村紀洋」の解説

中村紀洋 なかむら-のりひろ

1973- 平成時代のプロ野球選手。
昭和48年7月24日生まれ。内野手右投げ,右打ち。平成4年ドラフト4位で近鉄バファローズ入団。同年初安打を本塁打で飾り,のち独特のフォームの一本足打法で強打者としてならす。12年本塁打王(39本),打点王(110)。同年のシドニー五輪では日本代表チームの4番をつとめる。13年打点王(132)となり,近鉄のパ・リーグ優勝に貢献。17年合併したオリックス・バファローズからポスティングシステムアメリカ大リーグに挑戦したが満足な成績を残せず,同年オリックスへ復帰。19年中日ドラゴンズに入団テストをへて入団。20年東北楽天ゴールデンイーグルス,23年横浜ベイスターズ(現・横浜DeNAベイスターズ)と移籍。25年2000本安打を達成。大阪府出身。渋谷高卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android