中村彰彦(読み)ナカムラアキヒコ

デジタル大辞泉 「中村彰彦」の意味・読み・例文・類語

なかむら‐あきひこ【中村彰彦】

[1949~ ]小説家栃木の生まれ。本名、加藤保栄やすえい幕末維新に生きる群像題材をとった小説を執筆する。「二つの山河」で直木賞受賞。他に「明治新選組」「五左衛門坂の敵討かたきうち」「落花は枝に還らずとも」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村彰彦」の解説

中村彰彦 なかむら-あきひこ

1949- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和24年6月23日生まれ。48年文芸春秋社に入社。62年「明治新選組」でエンタテイメント小説大賞をうけ,平成3年作家生活にはいる。5年「五左衛門坂の敵討」で中山義秀(ぎしゅう)文学賞,6年「二つ山河」で直木賞,17年「落花は枝に還らずとも―会津藩士・秋月悌次郎」で新田次郎賞。幕末維新期の群像をえがいた作品がおおい。栃木県出身。東北大卒。本名は加藤保栄(やすえい)。

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