中村吉右衛門(旧・初代)(読み)なかむら きちえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus の解説

中村吉右衛門(旧・初代) なかむら-きちえもん

1694-1770 江戸時代中期の歌舞伎役者
元禄(げんろく)7年生まれ。佐野川万菊の弟。佐野川十蔵の名で地方の芝居で評判をえて,享保(きょうほう)8年江戸森田座で大芝居の初舞台。翌年中村十蔵とあらため,京都,大坂立役(たちやく)として活躍。武道,実事を得意とした。宝暦9年吉右衛門と改名。明和7年6月17日死去。77歳。京都出身。俳名獅子吼屋号平野屋

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android