中村九郎(読み)なかむら くろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村九郎」の解説

中村九郎 なかむら-くろう

1828-1864 幕末武士
文政11年8月3日生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩士。藩校明倫館で文武を,吉田松陰(しょういん)に兵学をまなぶ。禁門の変で国司信濃(くにし-しなの)の参謀としてたたかう。帰藩後捕らえられ,元治(げんじ)元年11月12日弟の佐久間佐兵衛らとともに斬られた。37歳。名は清旭通称は別に喜八郎,道太郎。号は白水山人など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「中村九郎」の解説

中村九郎

没年:元治1.11.12(1864.12.10)
生年:文政11.8.3(1828.9.11)
幕末の長州(萩)藩士。藩要路にあって尊攘運動を支援した。元治1(1864)年家老国司信濃の参謀として上洛,禁門の変に敗れ,帰藩。第1次長州征討下に誕生した佐幕派藩庁により宍戸左馬之介らほかの3参謀と共に処刑された。

(井上勲)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

367日誕生日大事典 「中村九郎」の解説

中村九郎 (なかむらくろう)

生年月日:1828年8月3日
江戸時代末期の長州(萩)藩士;尊攘運動家
1864年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android