中宮寺 半跏思惟像

山川 日本史小辞典 改訂新版 「中宮寺 半跏思惟像」の解説

中宮寺 半跏思惟像
ちゅうぐうじはんかしいぞう

寺伝では如意輪観音像と伝えるが,この期の半跏思惟像弥勒菩薩である可能性がある。材は8世紀半ば以前の木彫像の通例である樟(くすのき)を用いるが,特異な木寄せがみられる。現在表面黒漆であるが,本来は彩色像。造像年代は7世紀後半と考えられる。像高87.0cm。国宝

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android