中子新田(読み)なかごしんでん

日本歴史地名大系 「中子新田」の解説

中子新田
なかごしんでん

[現在地名]津南町上郷子種新田 中子

子種こたね新田の枝村。本村南方に離れてある。箕作みつくり長瀬ながせ(現長野県下水内郡栄村)から宮野原みやのはら加用かよう小池こいけの境を通り赤沢あかさわ村へ至る古道が通じる。元禄七年(一六九四)の妻有組村名書上帳(福原氏蔵)によると、明暦二年(一六五六)の開発とあり、万治二年(一六五九)には今新田も開発されている。

中子新田
なかごしんでん

[現在地名]塩沢町中子新田

五郎丸ごろうまる村の東。北は中野なかの村・中野新田、南は徳田とくだ新田。枝村十右衛門じゆううえもん新田がある。舞子まいこ村の枝村。天和三年郷帳では高一三八石六斗余と「同所重右衛門新田」高七八石六斗余が記される。宝暦五年(一七五五)の村明細帳(小千谷市立図書館蔵)では一村に記され、田一五町五反余・畑七町五反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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