中ノ俣村(読み)なかのまたむら

日本歴史地名大系 「中ノ俣村」の解説

中ノ俣村
なかのまたむら

[現在地名]上越市中ノ俣

上綱子かみつなご村の南西に位置し、有間ありま川の支流中ノ俣川が流れる。下正善寺しもしようぜんじ・上綱子・中ノ俣・谷内やち山路で結ばれ、中ノ俣越とよんだ(文政三年頸城郡細見絵図・頸城郡誌稿)正保国絵図によると高一九六石余。天和三年郷帳では三四三石七斗余。気比けひ神社(継体菩薩ともいう)・曹洞宗大仲だいちゆう院・十王堂(村中支配)がある(頸城郡誌稿)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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